ScenarioVoice - srt字幕ファイル等から音声合成を行いwav出力するアプリ(VOICEVOXやゆっくりボイスに対応)

ScenarioVoiceについて

ScenarioVoiceは、字幕ファイルから音声(wav)を作成するアプリケーションです。

主に動画に音声を付けたい方やオーディオブックを作りたい方向けのアプリです。

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ご支援について

フリーウェアなので無料で利用いたがけますが、気に入ってくださった方は、ご支援いただければ幸いです。
Amazonでお買い物をする際に下のリンクを経由して購入いただけると嬉しいです。

バージョン

バージョン毎に追加した機能を以下に示します。

1.0 新規作成
1.1 音声合成の各設定値(話速など)の初期設定を行える機能追加
1.2 ゆっくりボイスの音程変更機能追加
1.3 音量調整機能追加
テキスト読み上げに対応
1.4 音声プリセット機能追加

こんな方にオススメ

・音声ファイル、字幕ファイルを作りゆっくりムービーメーカーと連携したい。

・YouTubeなどの動画にあてる音声を作りたい。

・大量のテキストから一気に音声を作りたい。

・テキストから文章を読み上げたい。

特徴

・srt字幕ファイル、ゆっくりムービーメーカーの台本、VOICEVOXテキストの読み込みに対応しています。

・VOICEVOX系全ての音声作成に対応しています。

・ゆっくりボイスの音声作成に対応しています。

機能

・VOICEVOXの音声を作成できます。

・AquesTalk1の合成音声を作成できます。

・ゆっくりムービーメーカーとの音声、字幕の連携に対応しています。

・読み込んだファイルをゆっくりムービーメーカーの台本形式、VOICEVOXテキスト形式で出力できます。

動作環境

対応OS Windows 10/11
.NetFramework 4.7.2以降
字幕フォーマット 読み出しは自動判別、書き出しはUTF-8
事前準備 VOICEVOXのインストールが必要

Aquest利用ライブリについて

本ソフトは、(株)アクエストの音声合成ライブラリAquesTalkを使用しており、

その著作権は同社に帰属します。

営利目的での使用は当該ライブラリの使用ライセンスが必要です。

サンプル

AquesTalk1:女性1

AquesTalk1:女性2

VOICEVOX:ずんだもん

VOICEVOX:四国めたん

使い方(字幕読み込み)

srt、csv、txtの3種類のテキストから一気に複数のwavファイルを作成する時に利用します。

(0) VOICEVOXを起動しておきます。

(1) アプリを起動します。

(2) 字幕ファイルを選択します。
(右下のプルダウンからsrt字幕ファイル、YMM台本、VOICEVOXテキスト形式を選択できます。)

(3) 音声保存先を選択します。

(4) 音声を選択します。

(5) ゆっくりムービーメーカー等へ音声と一緒に字幕ファイルを連携したい場合は、「字幕ファイル出力」をチェックします。

(6) 次へをクリックします。

(7) 字幕一覧画面が表示されます。

(8) 全て合成をクリックすると、音声ファイルと字幕ファイルが出力されます。

(9) 編集したい場合は、テキストをダブルクリックします。

(10) 編集した字幕ファイルを出力する場合は、字幕出力をクリックします。

使い方(テキスト読み上げ)

テキスト文章を読み上げる時に利用します。

(0) VOICEVOXを起動しておきます。

(1) アプリを起動します。

(2) テキスト読み上げを選択します。

(3) 字幕を入力、音声やその他情報をカスタマイズして、音声合成をクリックします。

(4) 再生ボタンをクリックすると読み上げます。

※VOICEVOX系は、500文字まで、AquesTalkは1000文字までの文字数制限があります。

※改行毎に自動で半角スペースを追加しています。そのため、MAX文字まで読み上げられない場合があります。

※辞書機能は、本アプリでは搭載していませんが、VOICEVOXの辞書機能をご利用ください。VOICEVOXの辞書を元に音声を変換しています。

※音声は、ScenarioVoice.exeと同一階層にあるwavフォルダに保存されます。

便利な使い方(音声プリセット機能)

(1) 設定⇒音声プリセットを選択。

(2) 音声プリセット一覧が表示されます。

(3) 新規追加をクリック。

(4) 各種設定を行い、保存をクリックします。

(5) 編集したい時は、一覧から選択してダブルクリックします。削除する場合は、一覧から選択して削除をクリック。

(6) 設定をクリックして適用します。

※設定された内容は、字幕読み込み、テキスト読み上げの音声に適用されます。

また、csv読み込み時にプリセットの内容を自動で適用することができます。

以下を参考にしてください。

csvを以下の様に設定します。

音声プリセットを以下の様に設定します。(プリセットの名前とcsvの名前を合わせておきます。)

csvを読み込みます。(ここで読み込んだ内容は、音声プリセットの値が自動的に適用されます。話速、音量など)

全て合成を行いwavと字幕ファイルを出力します。(ファイル名にプリセットで指定した名前が設定されます、)

便利な使い方(各声毎の初期値設定方法)

(1) 設定⇒音声合成設定を選択。

(2) 音声合成 初期設定画面が開きます。

(3) 編集したい音声をダブルクリックします。

(4) 各種設定を行い、保存をクリックします。

(5) この設定は、字幕読み込みの設定に適用されますので、最初から話速や音量を変更しておきたい時に便利です。

ゆっくりムービーメーカーの設定

(1) 監視フォルダ、ファイル名を設定しておきます。また、カスタムボイスを有効にします。

(2) 追加してシークを選択しておきます。

(3) ScenarioVoiceから全て合成をクリック。(事前に「字幕ファイル出力」にチェックを入れておく必要があります。)

(4) 指定したレイヤーに音声が設定されます。

VOICEVOX系ポート番号一覧

ポート番号は、ScenarioVoice.exe.configの値を編集してください。

以下のポートに変更すると各音声合成ソフトを利用できます。

VOICEVOX 50021
COEIROINK 50031
LMROID 50073
SHAREVOX 50025
ITVOICE 49540

お問い合わせ

ご質問、ご要望のある方は、以下のメールアドレスまでご連絡ください。

yasuikamo@gmail.com

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